片山雅大

株式会社MELZ

Q何してる?

広告代理業・インバウンド事業

Q何故HAPONを選んだか?

新宿という立地、そしてHAPONのコンセプトでもある「Hap On!」という言葉にひかれたから

不定期更新のHAPON会員インタビュー、今回は株式会社MELZ 代表取締役片山雅大さんにお話を伺いました。

HAPON歴5年の片山さん。なんとHAPONでの出会いにより、名刺が2枚も増えたそうです。そんな片山さんにお仕事のこと、HAPONのこと、更には長年のシェアオフィス利用を通して感じたことをお聞きしました。

MELZさんのお仕事は大きく分けて広告代理業とインバウンド事業の2つ。広告に関しては、国内のコンビニにおける食品、日用雑貨などの販促プロモーションを請け負っています。またインバウンド事業に関しては、海外へのプロモーションを行ったり、国内の受け入れ環境の整備を行ったりと、国内外双方で活動を行っています。
実はインバウンド事業を始めたきっかけも、HAPONでの出会いにあるそうです。
片山さんの3枚の名刺のうちのひとつ、「ジャパンショッピングツーリズム協会」は、当時のHAPONの会員さんと一緒に発足させた団体です。
その立ち上げをきっかけに、ご自身もインバウンド事業に携わるようになったのだとか。

 

そしてもう一つの名刺、NPO法人「みんなのことば」さんとの関わりは、片山さんの働き方から生まれたもの。
とにかく出張が多いという片山さんですが、それも全国・世界規模。日本の各地で、沢山の人に出会いながらお仕事をされています。
一方で、「みんなのことば」さんは幼稚園や保育園といった子供を対象にクラッシックコンサートを届ける活動をされています。当時、営業を強化したいと思っていた「みんなのことば」さんに対し、片山さんがそのお手伝いをすることになったそう。「みんなのことば」さんの名刺を持ち歩いて、全国で活動の周知をしたり、片山さんのコネクションから協力者を紹介したりされているのだとか。
全く違う会社がHAPONで出会いお互いの事業の幅を広げていく、というのはシェアオフィスだからできることでもありますね。

 

MELZさんは2013年からHAPONをご利用くださっています。HAPONのオープンが2011年なので、まさしくHAPONを成長させてくださっている会員さんの一人です。
入居のきっかけは、新宿という立地、そしてHAPONのコンセプトでもある「Hap On!」という言葉にひかれたからだと片山さんは話します。
「働くことは巡りあわせ」の言葉の通り、MELZさんが他の会員さんとお話しされている光景をよく目にします。
そんな片山さんには長年のシェアオフィス経験の中で、自分なりのシェアオフィスの使い方があるそうです。働きの場として、シェアオフィスを選択するということ。それには一体どんな意味があるのでしょうか。

 

レンタルオフィスで働くのではなく、交流セミナーで出会うのでもなく、その真ん中にあるシェアオフィス。「空気から刺激をもらう」という片山さんはシェアオフィスの「丁度良さ」を大事にしているそうです。
何事もインプットとアウトプットのバランスが大事なように、シェアオフィスという空間では「丁度いい刺激」がもらえるのかもしれません。
向こうのブースにはこんな会社があってこんな仕事をしている。そんなアンテナを張ることは、ビジネス抜きにしても非常に刺激になるそうです。「面白そう」だと思ったら関わりたい。そのうちに仕事になるタイミングが来たら仕事を一緒に仕事をしてもいいし、別にそんなタイミングがこなくてもいい。そんな風に、片山さんは常にゆったりとしたアンテナを張っていらっしゃいます。
その結果生まれたのが、HAPONの会員さんでもあるNPO法人「みんなのことば」さんとの繋がりなんですね。

 

働く場としてシェアオフィスを選択するとき、そこには会社毎にいろんな理由があります。
自宅以外の場所で働きたい、賃料を安く抑えたい、いろんな人と出会いたい、そして空間をシェアすることによって刺激をもらいたい、など。
理由が違えば、もちろん使い方も違ってきます。それでも、違う会社が同じ空間にあるというのは、やはり刺激をもらう部分も大きいです。今この記事を書いている私も、日々スペースを運営しつつも皆さんと同じ空間で仕事をしているので、「空間から刺激をもらう」という感覚はとてもよくわかります。

 

全員が同じ姿勢である必要はないと片山さんはおっしゃいます。そうなってしまうと逆につまらなくなってしまう。バラバラの人種が集まっているから面白いのだと。そう言ってくださる片山さんは、HAPON側から見てもとても心強い存在です。シェアオフィスにはたくさんの使い方がある中で、一つの理想形といえるかもしれません。

 

片山さんが入居前に惹かれたHAPONのコンセプト「働くことは巡りあわせ!」の言葉の通り、シェアオフィスは常に入居者が変わっていく場所です。そんな場所でのせっかくの出会い。「面白い」を起点に「丁度いい刺激」を探してみませんか。(多保田)