こんにちは、HAPON新宿・李です！

最近、ふと目にした有名な名言が心に刺さりました。

最も強い者が生き残るのではなく、

最も賢い者が生き残るのでもない。

唯一、生き残るのは、変化する者である。

チャールズ・ダーウィン『進化論』

コロナ禍以降出てきた、

「Afterコロナ」、「新しい生活様式」

の言葉にあるように、

何かと“変化”が求められる風潮になってきましたが、

コロナに関係なく、あらゆる場面において

変化すること、臨機応変な対応を求められることが

増えてきたように感じます。

年齢もあるのでしょうか。

私は好奇心旺盛で、色々目についちゃって

あまりひとつのことに集中できないタイプ、

継続するのが苦手な人間です…。

なので、変化が求められる時代、っていうのは

わたしとしては追い風ではあるなと、

ここはポジティブに考えています！

と前置きが長くなりましたが、

まさに「Afterコロナ」だの「新しい生活様式」だの

飛び交っていた頃に読んだ本を、今日は紹介したいと思います。

著者の野本響子さんは、文筆家・編集者で

家族でマレーシアへ移住され、

社会からはみ出した人に向けて

東南アジア発の生き方・教育・ビジネス情報を

Twitterやnoteを中心に配信されている方で、

2018年のこちらのツイートが話題になった方です。

多くのひとは「辞める練習」が足りてない。自分の意思で転校したり、部活辞めたりした経験がない。「自分で辞めるとどーなるか」って経験してないから、会社だってそりゃ辞めるの怖いよね。マレーシア人は「学校合わないな」と転校する。それが小さい頃の「辞めて結果を引き受ける練習」になるんだな。

— のもきょう「東南アジア式　『まあいっか』で楽に生きる本」（文藝春秋） (@mahisan8181) June 2, 2018

このツイートにある“ 「学校合わないな」と転校する ” をはじめ

この著書には、マレーシアの方の考え方や

教育制度などが紹介されています。

同じアジアでもこんなに違うのか！

と驚くエピソードがたくさんあります。

「やめる」を悪とし、継続することを美徳とする社会に

長くいた者としては、この著書には救われました。笑

手放すことでまた新しいものに出会える。

やめるとは、「放棄」することではなく

「選択」する手段のひとつなのかな～

と思えた一冊でした。

読みやすい内容で、マレーシアが好きな方は

ますます好きになるのではないかと思うので、

よかったら読んでみてください！