今日のはぽん=Everyday HAPONing=〇〇始めました。
こんにちは。HAPON新宿の笹田です。
『〇〇始めました』なんていうと、真っ先に思い浮かぶのは『冷やし中華始めました』という文言なんですが、どうなんでしょうね?
こういうのも「昭和っぽい」なんて言われるんでしょうか??
個人的にはこの冷やし中華というのが苦手で。
いや、冷やし中華には何の罪もないんです。
生まれて初めて冷やし中華を頼んだ時に、今思い出しても恥ずかしさで身が縮む(というのは大げさか)経験をしてしまったがゆえに苦手になったというだけなんですけどね。
何をしていた時だったんだろう?学生の時だったような気がするんですけどね。
そろそろ昼ご飯を食べようかと、いわゆる町中華に入ったわけです。
入口には『冷やし中華始めました』という文言が。
そう言えば冷やし中華って食べたことないなぁ、と思いながら店に入る。
筒井康隆のエッセイに冷やし中華の話が出てて面白かったなぁ、なんて思いながら。
(調べてみたら『全日本冷やし中華愛好会(全冷中)』の話でした)
で、当然冷やし中華を頼んだわけですよ。
茶色の酢が効いた汁が少しと中華麺。
その上にはキュウリや薄焼き卵、ハムを細長く切り刻んだのが乗っていたりするわけですよ。
その中にある茶色なのだがちょっと透明感のある食材が何なのか、その時には分からなかったんです。

んで、上に載っている食材をワシワシと混ぜ合わせて食べ始めたわけですよ。
「???」
何と妙にコリコリとしているというか、噛み切れない感じの食感で、言っちゃあなんだが輪ゴムのような味が混じっているじゃありませんか。
何だよ、輪ゴムが紛れ込んでやがんの。
勘弁してよ~。
ってな感じで店員さんを呼んでその旨を説明したわけです。
「それ、クラゲです・・・」
いやぁ、恥ずかしかったな~。
島育ちのボクは、クラゲなんて食べないもん。
泳ぐときに邪魔な、時には刺されるからむしろ毛嫌いしていた生き物ですよ。
食べ物だと思ってなかったもんね。
自分の間抜けさを棚に上げて、それ以来クラゲは苦手な食材です。
クラゲにも罪は無いんですけどね。
あ、長々と書いてしまいましたが、何が言いたいかというと・・・
『今日のはぽん =Everyday HAPONing=始めました』。
ちなみに、冷やし中華が終わるのは8月末派と9月末派があるそうですよ。
でも、『冷やし中華始めました』はあるのに『冷やし中華終わりました』は見たことないんですよね。
いつの間にか終わっている、というのもそれはそれで夏の終わりっぽくてよいのかも。
このエッセイもいつの間にか終わっているということが無いようにスタッフ一同楽しみながら頑張りまっす。