23歳のちょっとした話 「5歳児目線」

こんにちは。

フロントスタッフの千田です。

今回は、「5歳児目線」について。

下のプロフィールにもあるように、数カ月前まで私はそろばんを教えていました。そしたら、ご縁があって今また教えることになっていて、小学生と戯れています。

そんな小学生がつい先日教えてくれたことがあり、私はそれにとんでもなく感動してしまいました。自分がそのことについて何も考えたことがなかったことと、それを考えた人たちの温かい心、そして、それを幸せそうに教えてくれた小学生の感性に。

結論から言うと、

某テレビ局の番組で5歳児目線のなぜ?に答えて雑学を紹介する番組があるようなのですが、そのなぜ?なぜ?という疑問に全く答えることができませんでした。

例えば、〈なぜプリンは3個入りが多いの?なぜヨーグルトは4個入りが多いの?〉これに答えられますか?

私はちーんって感じで、その小学生に「ボーっと生きてんじゃねぇ―!」と叱られました。(笑)(なんだか、その番組でのキャッチフレーズになってるみたいです)何回も叱られました。

いやでもほんとだなぁと。

ボーっと生きてたら、考えもしないことが山ほどあって、そこにはその人が汗水垂らして考えた知恵や想いがたくさん潜んでることを見逃すことになって感謝の心が薄れてしまうなぁと、当たり前ですがとても感慨深かったです。

親のありがたみに気づいて「わーそんなの知らなかったよー…」っていう感覚に似てるなと個人的に思いました。(笑)

全てを知ることはもちろんできないけど、知らなくたっていいこともあるかもしれないけど、5歳児のようななんでなんでという探求心は忘れてはいけないと。

いつだって、子どもっていうのは、学びを与えてくれますね。 

やらないことを決めることが大事だとよく言いますが、そこに「ボーっと生きること」を付け加えてまたその子に会いに行こうと決めましたというしょーもない独り言でした。

おわり。

p.s. このコラムを書くようになって、語彙をもっと使えるようになってたくさんの表現ができるようになりたいと思うようになりました。最近は辞書がおともだちです。

<プロフィール>

千田はるか 栃木県出身。大学時代から始めたそろばんの先生を経て、現在は地球についての本を書ける人になるべく日々活動しながらHAPONでも勤務。すきなものはバナナとこどもと感情。