今日のはぽん=Everyday HAPONing=笹って漢字?
こんにちは。HAPON新宿の笹田です。
2月も後半。
良く晴れた日は春めいて妙に嬉しくなります。
ところで皆さんは、漢字の旧字体って好きですか??
個人的に歴史好きということもあって、戦前の文書などで使われている旧字体を見ては「こっちの方がかっこいいなぁ」なんて思ったり。
漢字のルーツは言わずと知れた中国ですけど、現在はその中国では簡字体が使われていて、あまりに大胆に簡略化してるもんだから元の字が何だかよく分からなかったりします。
台湾では繁字体が使われてますが、この繁字体こそが日本でいう「旧字体」とほぼ同じです。
「台湾」を繁字体というか旧字体で表せば「臺灣」。
こりゃ、読めませんわ・・・(あ、お嬢言葉じゃなくて関西弁ですw)。
中学生の頃、この旧字体にハマったことがあって、自分の苗字「笹田」を旧字体で表記してたこともありました(笑)
今もたまに旧字体で表記することがあります。
PCだとなかなか出せないんですけどね。
そんなとき、父親から苗字に使われている「笹」という字は漢字ではなくて「国字」なんだよ、という話が出まして。
なぬっ!笹は漢字ではないっ!
って、驚きましたよ。
昔、日本で作られた文字なんだそうです。
その話を友人にすると「んじゃ、パンダが食ってる笹は中国ではどんな字を当てるんだ?」と聞き返されて。
そういわれるとそうだな、と調べてみると・・・。
「篠」でした。
実際「篠田」と書いて「ささだ」と読む場合もあるし、逆に「笹田」と書いて「しのだ」と読むこともある。ふむふむ。
そう言えば、昔アメリカに旅行した帰りの飛行機で、隣に座った紳士が台湾の方で、ボクの拙い英語(先方は完璧な英語(^^;))と筆談で色々と話をしておりました。
自己紹介するときに、お互いの名前を漢字で書いたんですけど、その紳士に「笹」という文字は見たこと無いでしょう?と問うと、見たことないと。
漢字で示したら「篠」なんだけど、日本で独自に生まれた文字なんですよなんて説明しつつ、何故かウキウキしたことを思い出します。
こんな経験のお陰で、今でもご自身の苗字を旧字で表記している方を見ると、自分の苗字に対して強い思いがあるんだなぁと親近感が湧きます。
そんな「笹田」でした~。