今日のはぽん=Everyday HAPONing=干支のはなし③

こんにちは。
HAPON新宿の笹田です。

今日(1/20)は二十四節気の『大寒』ですね。

これから立春にかけてが1年で一番寒い時期ですよ。
気象予報でも来週は相当強い寒気が南下してくるそうで・・・。
風邪など召されぬよう、お気を付けくださいね!

さて、先週、先々週に引き続き、干支(えと)のお話の続きです。
今回も 『氣学』という学問に基づいて紹介していきますね。

おさらいです。
干支とは太陽を象徴とした生命の循環を表す『十干』と、月を象徴とした生命の循環を表す『十二支』の組み合わせですよ、という話と、その年の干支は立春を境に変わります(だから今はまだ『癸寅(みずのえ・とら)年』なんですよ)という話をお伝えして、先週はまず『十干』のお話でした。

ということで、今週は『十二支』のお話を。

2/4の立春から新しい干支『癸卯』になります。一般的に言うところの「うさぎ年」です。

ん?呼んだ??

ご存知の通り、十二支とは「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」。
氣学では、月を象徴とした生命の循環を表しているとしています。

この十二支も時空意識を表しているんですね。
平たく言うとその年に流れる『気』というか。

この十二支の中で、4番目の「卯」。
この文字は同じものを左右に広げたカタチを表しているんだそうです。

陰陽五行思想にあてはめると「乙(木の弟)」。
木は「成長、発育、誕生、春」の象徴とされています。

時刻でいうと 時は朝の5時ごろから7時ごろ。
季節で言えば啓蟄(3/6ごろ)~清明(4/5ごろ)。

生命の循環でいえば、新しく芽吹いたものがこれからぐんぐん成長していく、その力を体内に宿してまさに弾けんばかり!という感じでしょうか。

『干支』からその年の『気』を読むということは、この十干と十二支の組み合わせをどう読み取るか、ということでもあります。

『癸』と『卯』が合わさって、お互いの持つ気を打ち消しあったり、あるいは活かしあったりした結果、どのような1年になりそうか。

次回は丁度「節分」。
翌日の立春から始まる癸卯年はどのような年になるのか読み解いてみたいと思います!