Q’s Calendar 『このひと月』 第4回 「梅雨明けも近い?水無月は梅雨から夏真っ盛りへ」

梅雨が明ける頃、蓮の花の季節を迎えます

ここ東京はほぼ平年通りの梅雨入りでしたが、西日本(九州北部、中国、四国、近畿)の梅雨入りは遅かったですね(6/26)。統計が残っている1951年以降では最も遅い梅雨入りだったそうですよ。

こんにちは、フロントスタッフの笹田です。

7月になりましたね。ここ東京では平年値でみると21日ごろに梅雨明けですが、さて、今年はどうでしょう?

■旧暦水無月(6月)

旧暦で夏と言えば卯月(4月)、皐月(5月)、そして水無月(6月)。水無月は晩夏、ということになるんですけど、ちょっとそれはないんじゃない?という気になりますね。

今年の場合今の暦の7/3から31日までが、旧暦の水無月になるんですけど、まさに梅雨明けを迎えて夏本番じゃない!というのが正直な気持ち。まぁ、旧暦って季節を先取りしているので、往々にしてあることなんですけどね。

■水無月の由来

旧暦の水無月は、年によってズレはあるとはいえ、前半は梅雨の時期。しかも梅雨の後半なのでむしろ大雨の季節と言ってもよい。なのに何故「水無月」?

諸説ありますが、旧暦10月の神無月と同じで、真ん中の「な」というのが今でいう「の」という助詞の働きをすると。字面で見ると水が無い月、ですが、音で表すと「水の月」ということなんだそうです。何ともややこしい。

夏の土用にウナギを食べるようになったのは、平賀源内の発案によるとか

■ウナギ受難の季節がやってきます

今月迎える二十四節気は7/7が「小暑」。7/23が「大暑」。小暑から立秋の前日までがいわゆる「暑中」となります。そして7/20が「夏の土用の入り」。大暑はこの「夏の土用」の期間に当たります。

夏の土用の丑の日と言えば・・・そう、ウナギ。ウナギ受難の季節がやってきますね。

<プロフィール>

笹田大介(澤山 休)

2008年、大学卒業後20年勤めた会社を飛び出し、ミュージシャン、ラジオDJ(DJ Name 澤山 休)等をしつつ、2018年3月よりHAPON新宿でフロントスタッフとして勤務。月に一度、HAPONのフロント辺りで「HAPON Bar Q’s Juke Joint」主宰。